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2024/02/29 ホテルレビュー ホテルの常識を覆す!「ノンオペレーション」のホテルB4T赤羽に泊まってみた

今回はこのお役立ちブログでひそかな人気のコンテンツである

「〇〇ホテルに泊まってみた」シリーズをお届けしたいと思います。

 

ホテルといえば、入り口を入ってすぐにフロントがあり、

常駐するスタッフの案内でチェックインをして、

お部屋で困ったことがあれば、内線でサポートをお願いする。

それがこれまでのホテルに泊まった際の”当たり前“だったかもしれません。

今回はこの”当たり前”を覆した、

「サービススタッフを常駐しない」ホテルに泊まってきましたので、

感想をレビューしたいと思います!

ここ数年ホテルが抱え続けている深刻な人手不足問題を解消できるかもしれない

新しいコンセプトのもと、今後のホテルのモデルケースにもなりうる。そんなホテルだと感じました!

 

施設紹介・アクセス

ホテル名:B4T赤羽

住所:115-0055 東京都北区赤羽西1-4-18

URL:https://www.hotel-b4t.jp/

今回宿泊したホテル「B4T」は、

JR東日本グループの日本ホテル株式会社が新たなブランドとして昨年7月にOPENしたホテルです。

日本ホテル株式会社では「メッツ」や「メトロポリタン」などのブランドも手掛けていますが、

今回は新たに「改札を抜けるようなスムーズさでお部屋に直行できること」というコンセプトを立上げ、

現在は赤羽・田端・福島県いわき市に3つのホテルがOPENしています。

 

さすがJR系列のホテルだけあって、JR赤羽駅と目と鼻の先の位置、改札から徒歩1分以内にホテルがあります。

今回宿泊した赤羽に限らず、その他の施設も軒並み駅の目の前にあるようで、

立地に関しては文句の付け所もありません!

 

外観・周辺環境

入口は1階に入っているニューデイズと同じです。

駅の近くなので飲食店に困ることはありませんし、1階にコンビニがあるので買い出しに困ることは皆無です!

 

エントランスから中に入ると、

奥にエレベーターがあり、その横にセルフチェックインの機械がありました。

ホテルには常駐しているスタッフはいないので、チェックインからチェックアウトまで宿泊者がセルフで行います

自分のSuicaを用意して、機械の案内に従ってタッチ操作をしていけば、

特に難しいこともなくスムーズにチェックインすることができました。

私は自分のアップルウォッチにSuicaを登録しているのですが、モバイルSuicaでも問題なくチェックインできました。

もちろん、カードキーを発行することもできるそうなので、Suicaを持っていない人でも宿泊することができます。

  

事前に清算をしていない場合は、この時にSuicaやその他の電子マネーで宿泊料金を精算します。

令和の時代にあまり心配はいらないと思いますが、こちらのホテルでは現金は使えません

 

無人というと気になるのがセキュリティ面ですが、

エレベーターはカードキーをタッチしないと動かない仕様なので、

宿泊者以外の不正な侵入の心配はありません

室内・間取り・設備など

今回はシャワー・ダブルルームに宿泊しました。

こちらのお部屋にはバスタブはなく、シャワールームのみ用意されていますが、

他のお部屋では、浴槽付きのお部屋もあるようです。

 

シャワールームだけにしていることもあってか、都内ではなかなか見られないほど部屋はかなりゆったりでした。

しかもベッドの下はキャリーケースをしまっても大丈夫なくらいの高さがあるので、

長期旅行で泊ったとしても荷物が邪魔になることはないと思います。

 


せっかく業務用繊維資材を取り扱っている弊社のブログなので、

資材商から見た気になったポイントについてもピックアップしたいと思います。

セパレートタイプのパジャマ

 

こちらのホテルでは上下セパレート式のパジャマが用意されていました。

2ピースタイプのパジャマは、館内移動をする際にはだけることなく移動しやすいと好評ですが、

大浴場や朝食会場などがないこちらのホテルで採用されているのは、

「日頃の部屋と同じ感覚でくつろいでほしい」というホテルのこだわりが感じられました。

生地はワッフル柄で柔らかく、淡いグレーと高級感あるサテンのアクセントがおしゃれで、

着心地もデザイン性もこだわりを感じる上質なパジャマでした。

 

クイーンサイズのマットレス

宿泊したのはダブルルームでしたが、マットレスは160㎝幅のクイーンサイズマットレスでした。

二人で宿泊しても十分すぎるほどのゆとりある大きなマットレスだったので、

睡眠時の快適性は間違いなしです!

枕元にコンセントもあるので、就寝時に携帯を充電できるのも高ポイントでした。

 


ここからは出張が多い営業マンから見て、気になったポイントを挙げていきたいと思います。

アメニティは必要最低限

アメニティは、シャンプー、コンディショナー、ボディシャンプー、歯ブラシ、インスタントコーヒーがありました。

(詳細はホテルHPでご確認ください)

ホテルには常駐のスタッフがいないため、備品のレンタル等は行っておらず

洗顔などのスキンケアセットや、カミソリ、ヘアブラシなどは置いていないので、

持参してくるか、1階のコンビニで購入しておくといいです!

 

今後はSDGsの観点からもアメニティをフルセット用意しているホテルは減っていく可能性が高いため、

宿泊者側の意識変化が必要になっていくと思います。

 

新幹線の線路が目の前

JR赤羽駅のすぐそばということもあり、お部屋によっては窓から新幹線が見れるときもあります。

多少走行音が聞こえる時もありましたが、

個人的な感想を言えば、よほど神経質でなければほとんど気にならない程度だと思います。

夜中は走っていないですし、睡眠を妨げられるようなことはありませんでした。

 

感想

ホテルをはじめ、観光産業では人手不足の問題を抱えている施設が日本全国であふれています

チェーンホテルでは自動チェックイン機を導入する施設も多くありますが、

それでもフロントにはスタッフがおり、チェックインの際にはサインを求められるなど、

宿泊する側からしても若干のわずらわしさはこれまでもありました。

そんな中、ホテルの「ノンオペレーション」に振り切った事例は数少なく、

満足のいく宿泊体験を提供できるのか?という点については、業界内でもかなり注目を集めていると思います。

 

実際に泊まってみた感想として、

人の手をかけられない分、客室に用意された備品にはすべてこだわりが込められていて

必要十分以上の宿泊体験ができると感じ、

ノンオペレーションに関して全く気になりませんでした。

また、駅から激近にもかかわらず比較的お手頃の価格設定なのも、

人件費を削減出来ているからこそなので、宿泊者にとってもメリットは大きいと思います。

ただし、「コスト削減の手段としてサービススタッフを常設しない」だけでは、成功は難しいとも感じました。

宿泊者に不便を感じさせないために、削っていい部分とむしろ充実させるべき部分の見極めが必要だと思います。

 

チェックインに関しては、住所や氏名を手書きする手間が省けて、むしろ非常に快適なチェックインでしたし、

特に、自分の持っているSuicaがルームキーとして使えるのは想像していた以上に便利で、

少しだけ外出したいときに、いちいちルームキーを探したり取り出したりする

わずらわしさから解放された快適さは、自分でも驚くほどの体験でした。

 

JRの駅から近いだけに、基本的には電車移動のお客様が多いと思うので、

Suicaとの親和性が高く、JR系列ホテルの強みを120%引き出した素晴らしいホテルだと思いました。

 

 

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お客様の要望に応じて小ロットから作成することができます。

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ご不明点などは、弊社営業までお気軽にお問合せください。